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初七日法要は本来、亡くなった日から7日目に行いますが、遺族・親族の負担や参列のしやすさを鑑みて近年では葬儀・告別式終了後に「初七日法要」を執り行うことが多いようです。地域の風習や菩提寺や葬儀社に確認の上、決めていくことが望ましいです。
また、繰上げ初七日法要には下記に記載のように、火葬後に行うのか、火葬前に行うのかによっても違いがありますので、しっかりと確認しておきましょう。
菩提寺と初七日法要の打合せを行い日程、会場等を決めて参列者へ告知、参加の有無を確認します。お葬式のタイミングで、菩提寺に初七日法要の日程や場所を相談しておくと、準備がスムーズに進みます。
当日の流れとしては①僧侶入場②喪主挨拶③読経・焼香④僧侶退場⑤喪主挨拶といった形で進められます。地域や風習によって違いはありますが、一般的には葬儀会館やお寺、もしくは自宅で行う場合は自宅へ集合することになります。葬儀からの日数も短いため、無理なく集まれる遺族や親族に声をかけることが多いようです。その後、僧侶を交え「精進落とし」と呼ばれる会食を行い、終了になります。
通常、四十九日法要を終えるまでの期間は「忌中」として、控えるべきこととされているものがあります。下記が一例となります。
これらは忌中に控えるべきものとされています。ただし、決まっていた挙式の日程を無理に中止をする必要まではないでしょう。
上記のように、初七日法要は別日に改めて行うことが習わしですが、葬儀のタイミングで初七日法要を行う、「繰上げ初七日法要」も近年増えています。読経を遺骨に対して行う本来の形式に沿っていますが、火葬後に法要会場への移動があることや、その後の精進落としも行うことから、その分、親族の拘束時間が長くなります。
また、繰り上げ初七日法要の中には、葬儀・告別式終了後にそのまま会場で行うパターンも一般的に「織り込み初七日法要」と呼ばれます。火葬後へ法要会場へ戻るようなこともない点で拘束時間が短くなる点に特徴があります。ただし、その場合は本来、遺骨に行う読経を事前に行うことになるため、地域の風習や依頼を予定している宗派によっては受け入れられないこともあるようです。葬儀社に確認しつつ、打合せをしましょう。
お香典返しについても、通常、御挨拶状を添えて郵送するのが一般的ですが、初七日法要を葬儀と同日に行う場合には、当日返しをすることも増えています。ただ、本来の流れとしてはお世話になった方に対して、無事に忌明けを済ませたことを伝え、そのお礼とともに香典返しの品を手渡しするものになりますので、その点はおさえておきましょう。
葬儀と同日に初七日法要を行う場合には、葬儀のお布施に初七日のお布施が含まれていると考えられますので、特に初七日用のお布施を用意する必要はありません。お布施の相場については、地域やお寺によって金額は様々ですが、30,000円~50,000円が相場と言われます。ただ、決まりというものはありませんので、多めにお布施を出してあげたいという場合には相場にこだわる必要はないでしょう。
その他、初七日法要を自宅で行う場合には、交通費として「お車代」、食事の席につかない場合には「お膳料」をお渡しします。お寺で行う場合にはお車代についてはかかりませんが、食事の席に着くかどうかは住職に直接訪ねて確認しておきましょう。お車代は5,000円~10,000円、お膳料は3,000円~5,000円が平均的な相場と言われています。
各地域の風習や、親族への負担を考慮しつつどのタイミングで初七日法要を行うかを検討していくことが大事です。ただ、残された遺族には葬儀以外にも故人の手続きや遺産相続の手続きといった諸手続きが必要になるため、遺族の負担を考えてどのような形式が望ましいか、検討して頂くことが望ましいでしょう。弊所では相続の手続きのサポートを行っておりますので、必要に応じてご利用ください。